泪目銀座(通称:ナミギン)とは…
1995年に、福島三郎がそれまで所属していた東京サンシャインボーイズの解散後、自ら書き下ろした作品を上演するために旗揚げした演劇ユニット。
ジャンルを問わず、福島が「この人いいな!」と思った役者さんたちと作っていく集団で、出演者も毎回変化します。ひとつの演劇集団のように同じ価値観と感覚を持った出演者たちがそれに合った作品を作るという、劇団でもなくプロデュースでもない集団を目指し、この新しい形を確立しようと頑張っています。
「どの町にもある銀座通りって、その町の中心的な商店街ですよね。僕は泪目銀座が、一軒一軒の個人商店(役者・スタッフ)からできているステキな商店街になればいいなと…。大型デパートとは違った、商店街独特のあたたかさがある作品を作っていきたいと思います。」(福島談)
…というのは、実は後付けされた話で、単純に響きがいいという理由から、
まず略称である「なみぎん」が生まれ、そこからさかのぼって考えられた結構いいかげんな名称だということが最近になって判明してしまいました。
が、ホントの理由はこの際忘れて、いろいろな町にいろいろな銀座通り商店街があるように、一回の公演でひとつずつ、泪目銀座商店街を作っていけたらと思います。